logo
  1. Home
  2. Applications
  3. 建物の湿気診断

建物の湿気診断

赤外線サーモグラフィを使うと、漏水など、設備保全における異常検知が圧倒的に容易になります。

建物内の湿気や水の浸入は、建物の価値や構造、居住者の健康に多大な影響を及ぼします。特にアジアにおける豪雨、暴風雨、モンスーン雨などの異常気象の時には、この問題はさらに悪化します。このような状況において、赤外線サーモグラフィは、建物診断や改修業者にとって、さまざまな原因による湿気問題を特定し、解決するための貴重なツールとなっています(右図参照)。

壁の湿気はパイプの破裂によるものばかりではありません。壁や天井の湿気は、水の浸入(屋根からの雨漏りなど)や上昇湿気が原因であることもあります。湿気の被害は、排水管の詰まりや不十分な排水によっても起こります。

テストーの赤外線サーモグラフィを使えば、これらの問題が深刻な損害につながる前に、上昇湿気や雨水の浸入の原因を確実に特定することができます。

地下水

土壌水分

浸出

土砂降り

大雨

屋根の損傷

雨どいの損傷

湿気と水による損傷の例

水の浸透

屋上からの漏水

上昇する湿気

サーモグラフィを選ぶメリットは?

サーモグラフィと温湿度スマートプローブにより、カビ発生率の高い場所を色アラーム表示

壁や天井の表面付近の湿度をスマートプローブが測定し、サーモグラフィへ送信

カビ発生の危険度をサーモグラフィが赤、黄、緑の3色で表示

おすすめ! testo 883 赤外線サーモグラフィ

  • 画素320×240ピクセル (SuperResolution機能使用で640×480ピクセル)

  • 測定範囲: -30 ~ +650℃

  • 場所認識機能を搭載―2次元コードを活用してアーカイブ機能を強化

  • android/iOSのモバイル端末がアプリ 「Thermography App」 に対応

  • 夏季/冬季の断熱診断に最適なスケール調整機能 「スケールアシスト」 搭載

  • バッテリ寿命5時間

ダメージをサーモグラフィで確認するには?

漏水や湿気による損傷を解析するには、高い温度分解能(NETD)と温度間隔を細かく調整できる高解像度カメラが必要です。

外部損傷の可能性のある箇所は、良い天候のときに検査する必要があります。平らな屋根の場合は、湿気のある部分が日光で温まった夕方に撮影します。

特に湿気による損傷の場合は、窓枠、壁や天井などの慢性的に湿度の高い場所、不充分な換気やコールドブリッジ(冷橋)が発生している場所、結露や水滴として肉眼では見えない、高湿の場所、浴室などを確認する。また、サポートとして水分計も使用する。

アプリを使用して現場での分析と測定レポート作成する。

改修後の経過を測定する。

赤外線サーモグラフィ

ラインアップ

その他関連製品

水分計

実用ガイド

サーモグラフィ ポケットガイド

ダウンロード

放射、反射、透過

測定範囲と測定距離

測定対象と測定環境

温度測定の誤差の発生源

放射率と反射温度の特定

用語集、放射率表など

資料ダウンロード

サーモグラフィ製品カタログ

ダウンロード

testo 883 カタログ

ダウンロード

サービス内容

お問い合わせ

ご不明な点やご相談は、お気軽にお問い合わせください。営業担当がサポートします。

修理

本社サービスセンター(横浜)では、故障、不具合、破損などの製品の修理のご依頼に対応しています。

校正

本社サービスセンター(横浜)では、製品新規ご購入時およびご購入後の定期的なメーカー校正試験および校正書類(校正証明書・トレーサビリティ体系図・検査成績書)の発行を実施しております。