サーモグラフィによる冷暖房設備のリークチェック

暖房設備の設置と点検

サーモグラフィは、建物の水まわりや床暖房などの設備を非破壊でスピーディに確認するのに便利です。

  • サーモグラフィを使用すると、水漏れなどでも温度差を熱画像として表示するので、異常が起きている場所をおおまかに特定できます。
  • サーモグラフィは、暖房用のパイプなどを非接触で熱画像表示するので、継手部分をを素早く確認することができます。

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床暖房や水まわりのダメージを検出

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Thermal image pipe

サーモグラフィを使用すると、壁や床に穴を開けることなく、建物内部の水漏れや水による損傷箇所を簡単かつ確実に特定できます。サーモグラフィは、漏水の蒸発により温度低下が起きている場所と周囲温度との差を熱画像として検出します。

サーモグラフィは、床や壁に埋設された配管を非破壊で特定することができるので、配管工事の際に問題が発生しても迅速に対応ができます。

床暖房の埋設配管の設置と点検

Underfloor
Thermal image underfloor heating

床暖房システムの設置状態や、性能の確認にはサーモグラフィがお勧めです。

サーモグラフィは、床暖房の配管状態をクリアに表示します。図示の例では、パイプが正しく設置されていないので、床が均一に加熱されていせん。この熱画像に基づき、適切な位置にパイプを設置することで床暖房の本来の性能を引き出すことができます。このように、サーモグラフィなら、いつでも簡単に確認ができます。

パネルヒーターのフィルター

Thermal image heating systems
Thermal image heating systems

セントラルヒーティングなどに使用されているオイルヒーターの表面温度が均一に上がらず、設定温度になるまでに時間がかかる場合は、フィルター詰まりが考えられます。この状態が続くと、光熱費もかかります。

パネルの表面温度は、サーモグラフィで簡単に確認できます。熱が均一になっていない場合は、フィルター清掃などの対策をとることができます。

熱源搬送設備の冷温水チェック

Image flow and check temperature
Thermal Image flow and check temperature

ビルの冷暖房システムは、ビル内の熱供給に偏りがないよう、熱搬送設備を調整する際に、冷却塔の冷水出口と温水入口の温度差がチェックされています。

サーモグラフィは、配管の表面温度を熱画像として表示するので、冷水・温水の温度と流れを同時にチェックすることができます。

空調システムのテスト

AC system

サーモグラフィを使用すると、空調システムの電子部品の温度だけでなく、吹出し口の温度もテストすることができます。ただし、電子部品は熱画像として温度測定できますが、測定する際、吹出しエアは金度属パイプの影響を受けるので、正しく温度測定ができません。

この場合は、より高い放射率の素材(例えば紙)を利用する方法があります。吹出し口に紙をセットしてしばらくすると、紙の温度が均一になります。この温度を風温としてサーモグラフィで測定することができます。このようにして、いくつかのエアコンの吹出し口の風の温度を測ることで、建物内の空調が均一に保たれているるかどうか調べることができます。