- 粘弾性の食材 (肉や魚など) の内部温度を正確に測定
- 取り扱いが分かりやすく簡単
- プローブは交換可能
- 浸漬式温度計としても使用可能
焼き物用温度計:差し込んで温度を測定
ベストセラー: testo 104-IR
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温度計ラインアップ
中心温度計 H2>
中心温度計+放射温度計 H2>
プローブ接続式温度計 H2>
中心温度プローブ H2>
温度計の用途
食品温度のモニタリング H3>
食品入荷における品質管理 H3>
調理用温度計:あらゆる用途に対応する、幅広い製品バリエーション

- 中心温度計: 固体および半固体の材料に使用し、内部の温度を測ります。差し込むことも液体に漬けることもできるため、浸漬式温度計としても使用できます。
- 赤外線浸漬温度計: 一つの本体に赤外線温度計と中心温度計をまとめた調理用温度計です。このタイプの温度計は、食材の表面温度と内部温度を交互に測定することが可能です。
- データロガー付き温度計: 定期的にデータを記録するような、長時間の温度管理に向いています。
飲食業界で何よりも気にしなくてはならないものが、病原菌です。これらが人に悪影響を与えないためには、十分な加熱によって菌を死滅させなくてはならず、前述の病原菌については、タンパク質の外殻を破壊する必要があります。破壊には60℃以上での加熱調理が有効とされています。サルモネラ菌とリステリア菌も病原菌に入っており、こちらも食材を十分に加熱調理で無害化することができます。
バーベキュー用温度計
しっかりと食材の中まで火を通すことを心掛けるのであれば、グリルでの調理も十分な注意が必要になってきます。食材を網で焼く場合などは、HACCPの要件に合った中心温度まで火を通さなくてはなりません。重要なのは、いわゆる応答速度 (t99) に達するまで測定を行わなければならないという点です。
プローブはこの時間までに確定値とされる値の99パーセントに達しますが、90~99パーセントの範囲までは、測定開始から90パーセントに届くまでの時間と同程度の時間が経過します。調整時間はt99を基にするため、測定時間を守ることは肉に使用する温度計にとって特に重要です。


調理用温度計:店舗、家庭を問わずに加熱状態をチェック
家庭用のキッチン、店舗の厨房、屋外のグリルを問わず、調理用の温度計は常に食事の安全性に役立つものでなくてはなりません。大切な点は、測定エラーが発生しないこと。最も起きやすいエラーは、プローブが表示した温度と測定対象の実際の温度が全く異なることです。すなわち、温度計を差し込んだ場所の温度が変わってしまうことを意味します。中心温度計のプローブが冷えていたり熱くなっていることで、食材の測定箇所がその影響を受けてしまうのです。もちろん、そのような状態で測定した数値は実際とは異なります。グリル温度計も他の調理用温度計と同様、予め食材に温度を合わせておくことが肝心です。また、差し込む深さをプローブの直径の10~15倍にすること、浸漬プローブを液体の中で常に動かすことをお勧めします。
調理用温度計の安全な使い方
- 焼き物用温度計は、本体を少なくとも室温と同じにする
- 細い測定チップが付いた温度計を使用する
- しっかりと食材の中に差し込む
- 測定中は、温度表示が変化しなくなるまで待つ
- 場所を変えて複数回測定を行う
デジタル式焼き物用温度計:高い信頼性と精度
デジタル式の焼き物用温度計は、手早く簡単に安全な食事を提供するのに適しています。さらにTestoでは、浸漬プローブや赤外線温度計と組み合わせての使用も可能。その場にいなくても、高精度な温度計により中心温度と表面温度のチェックができて安心です。デジタル式焼き物用温度計の本体は丈夫で、折りたためる浸漬プローブは中心温度の測定時だけ伸ばして使用できます。
