浸漬芯温測定
浸漬芯温測定では、温度プローブが測定対象に直接差し込まれます。測定は、t99に到達すると同時に終了します。
浸漬芯温測定では、温度プローブが測定対象に直接差し込まれます。測定は、t99に到達すると同時に終了します。
よくある測定誤差
温度プローブの温度が測定対象よりも低い場合、プローブ付近の測定対象からは熱エネルギーが奪われます。また、温度プローブの温度が測定対象よりも高い場合は、熱が測定対象に奪われます。プローブと媒体の質量比も考慮する必要があります。この比率が大きければ大きいほど、測定対象から奪われるエネルギーが大きくなります。このようなエネルギーの移動が発生すると、測定対象の実際の温度が測定できなくなるので、質量の大きすぎるプローブは測定誤差の原因になる可能性があります。
表面測定では、プローブの先端を表面に対し垂直に当てます。ここで重要なのは、プローブの先端の接触面と測定対象のどちらも平らであることを確認することです。どちらか一方でも凹凸のある場合、正しい測定はできません。
流動空気を測定する場合、測定プローブを測定環境に持っていくだけで準備は整います。応答時間を短縮するには、センサの露出した気体プローブを使用するのが理想的です。測定結果を最適化するには、測定中、プローブを2m/sの速度で動かします。