testo 350 - 燃焼排ガス分析計 コントロールユニット

testo 350燃焼排ガス分析計を構成する2つのユニット

• testo 350コントロールユニットは、排ガス測定の制御に使用されます。わかりやすい構造のグラフィックディスプレイを備えており、とても簡単に使用できます。バーナー、ガスタービン、エンジン、ユーザ定義の4種類の用途をメニューから選択できます。ディスプレイに表示される測定手順に従い、測定開始までの手順を簡単に実行できるため、時間を節約でき、手間もかかりません。排ガスパイプや測定場所にコントロールユニットを配置できない場合、無線通信で測定ボックスを遠隔操作することもできます。これは、大規模な設備で作業を行う場合に特にお勧めです
   
• testo 350測定ボックス（別売）には、排ガス測定の実行に必要なセンサシステムおよび電子機器が搭載されています。測定ボックスには、O₂ガスセンサが標準で搭載されています。測定には、少なくとも1つのセンサ（最大6センサを搭載可能）を追加で搭載する必要があります。オプションセンサには、CO、CO₂、NO、NO₂、SO₂、H₂S、CxHy用のガスセンサがあります
  
  測定範囲の拡張によって、ガスが高濃度な場合でも測定を実行できます。測定範囲の拡張（希釈機能）は、ガス濃度が急激に上昇すると自動的に有効になります。選択したセンサの測定範囲は、特定の要素に応じて拡張可能です。測定ボックスの底面にある開口部では、関連するすべての装置および消耗部品（ポンプ、フィルタなど）を取り出して、簡単に清掃または交換できます。また、testo 350は多数の診断機能を備えており、測定結果と情報を分かりやすく表示します。この排ガス分析計は、最新の測定結果を常に表示します。
  
  測定ボックスの操作はコントロールユニットで行いますが、USB、Bluetooth® 2.0経由でデスクトップまたはノートPCから直接操作することもできます。測定ボックスのプログラム設定が完了すると、測定ボックスは測定を単体で実行し、結果を保存します。測定データはコントロールユニットに直接転送することもできます。

testo 350による工業排ガス測定の実施

• 工業炉の排ガス測定
• バーナーの排ガス測定
• ガスタービンの排ガス測定
• 熱処理装置の排ガス測定