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  3. 差圧測定:新世代の計測機器

差圧測定器

モバイル対応機種から高精度タイプまで

差圧測定

差圧計(マノメーター)は正圧(プラスの圧力)と負圧(マイナスの圧力)の圧力を同時に測定し、正圧と負圧の圧力差を差圧として表示します。特に微差圧を測定する際は高い精度と表示分解能が求められます。

さらに現代の測定器に欠かせない要素として、タブレットやスマートフォンからでも簡単に操作できる直感的なインターフェイスやデータの文書化、メール送信などがあります。

テストーの差圧計は、さまざまな用途や環境に最適なモデルをお選びいただけるよう、豊富なラインアップを取りそろえています。関連製品として差圧変換器や圧力校正器などもご用意しています。

Testo 差圧計ラインアップ

ポケットタイプの差圧計からハイエンドのマルチ環境計測器まで

差圧計について

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差圧測定と基準圧力について

圧力を測定するときは、どの基準(基準圧力)と比べているのかを意識することが大切です。圧力の測り方には、主に次の3種類があります。

  • 絶対圧(Absolute Pressure)
    真空(圧力ゼロ)を基準にした圧力 例)気圧や真空ポンプ内の圧力など

  • 相対圧(ゲージ圧, Gauge Pressure)
    周囲の大気圧を基準にした圧力 例)タイヤの空気圧、ボイラーの圧力など

  • 差圧(Differential Pressure)
    2つの任意の圧力の差を測るもの 例)クリーンルームの室間差圧など

    差圧計には通常、2つの接続口(高圧側と低圧側)があり、その差を表示します。

絶対圧と気圧の関係

「絶対圧計」は気圧(大気圧)を測定できます。気圧には次の2つの表し方があります。

  1. 観測地点の圧力(高度による気圧)
    → その場所の高さでの実際の圧力で、高い場所では低くなります。

  2. 海面に換算した気圧(海面気圧)
    → 観測地点の圧力を、海面での値に換算したもの。

    気象データでの比較をしやすくするために使われます。標準的な海面気圧は 1013.25 hPa です。

差圧を測定する

絶対圧計と差圧計の違い

絶対圧計は真空を基準に圧力を測ります。

  • 接続口は1つだけです。

  • ゼロ点(基準圧)調整はできません。

差圧計は高圧側と低圧側の2つの圧力の差を測定します。

  • 2つの接続口(高圧側と低圧側)があります。

  • ゼロ点(基準圧)調整は必須です。

ゼロ点調整:測定前に高圧側と低圧側2点のゼロ点調整を行いセンサのずれをなくすことで、微小な圧力差を確実に検出することができます。

温度補正:差圧測定中に温度が上がると空気や気体の密度が下がり、実際の圧力差も変わってきます。差圧センサはこの影響を受けやすいため、特に微差圧の測定の場合は温度補正を行い、正確な差圧を算出します。

絶対圧力計

圧力測定を正しく行う:間違いを避ける

どんなに高精度なセンサが採用された差圧計でも、人為的な操作ミスで誤った測定結果になることがあります。

差圧計は正しい接続部に正しい圧力をかけることが重要です。測定値に疑問があるときは以下のようなケースが考えられます。

  • プラス接続部を正圧側、マイナス接続部を負圧側に接続していない

  • 汚染された環境でピトー管を使用せずに測定する

  • チューブに空気漏れや詰まりがある

  • ゼロ点調整をせずに測定する

  • エアフィルターを適切なタイミングで交換していない

  • クリーンルーム内の圧力差を正確に制御していない

圧力測定

そのほかの圧力測定器

Testo 圧力計ラインアップ

圧力計

Testo 511 絶対圧測定器

ハイライト

testo 511

絶対圧計

真空プローブ testo 552i

ハイライト

testo 552i

真空計

差圧測定による試験

差圧測定では、さまざまな圧力が測定されます。建築設備や産業、研究や科学など、あらゆる分野で差圧測定は適切な装置がなければ不可能です。

燃焼設備のガス圧チェック中にガス漏れが明らかになることがあるため、ガス検知器なども必携です。測定装置に合わせて適切な差圧測定器を備えることはとても重要です。

差圧測定