testo 160 THはtesto 160データロガーシリーズの1つで、博物館・美術館の環境管理に関するニーズにより開発されました。多用途に対応するセンサにより、展示スペースや保管庫など様々な場所で使用可能です。
データの閲覧・運用とデータロガーへのプログラム転送はtesto クラウド上で行うことができます。
温湿度モニタリングはWi-Fiデータロガー testo 160TH
Wi-Fiデータロガー testo 160 THは簡単に使用できる温湿度センサ内蔵のモニタリングシステムです。
測定データはWi-Fi経由で直接testoクラウドにアップロードされます。もし、設定した上下限の閾値を超えた場合はただちにe-mailもしくはSMS(オプション)によりアラームが送られます。インターネット環境があればPC、タブレット、スマートフォンからいつでも測定データの確認ならびにデータ分析を行うことが出来ます。
様々な背景に同調させることが可能― Wi-Fiデータロガー testo 160 TH
testo 160 THの小ささ(64×76×22 mm)とそのシンプルなデザインは、展示スペースまたは展示ケース内に設置しても出来るだけ違和感を与えない設計になっています。別売カスタマイズデコカバー(オプション)を使えば、データロガーを周囲背景と同調させることができ、美観が崩れるのを防ぎます。お客様に展示品により集中して頂く環境づくりが可能です。
ネットワークと常時接続しtestoクラウドと連携
testoクラウドは本システムの中核で、testo 160 ロガーで測定した重要なデータをWi-Fiを通じてtesto クラウド上に保存します。 本クラウド上で、上下限の閾値等のアラーム設定が行えます。ご利用になる前に、事前に次のURLにて登録が必要です。
URL: www.museum.saveris.net
testo クラウドを使用するにあたって、ソフトウェアのインストールは基本的には不要です。インターネットブラウザ上で、testo クラウドにアクセス、ログインをすると、すぐにデータの閲覧が可能です。
iOSまたはAndroidアプリをインストールすると、アラーム通知機能等が使用できます。お求めの機能に応じて、testoクラウドには無料で基本的な機能が使える「ベーシックライセンス」と、より細かい測定間隔が選択でき、1アカウントに対して10ユーザーまで登録ができる「アドバンスライセンス」の選択ができます。
博物館、図書館および保管庫でのtesto 160 THの用途
Wi-Fiデータロガー testo 160は博物館・美術館の館内の雰囲気環境や通路などのモニタリングに加え、展示ケースや保管庫での温湿度を測定できます。繊細で高価な展示品をダメージより守ります。
Wi-Fiデータロガーtesto 160 THのさらなる利点
Wi-Fiデータロガーの内部メモリ容量は40,000データ分あり、ハウジング保護等級はIP20に基づいて設計されています。標準バッテリ寿命は18ヶ月で、いつでも交換することができます。付属のUSBケーブルとUSB給電アダプタ(オプション)を使い、乾電池なしで運用することも可能です。