気体温度は、さまざまな温度測定の中で最も頻繁に使用される測定パラメータです。人や製品は、時には高過ぎたり低過ぎたりする温度に非常に敏感に反応するためです。
そのため、気温測定をする場所としては、住宅やオフィスビル、温度に敏感な物品の保管場所などが挙げられます。
テストーの技術で気体温度測定
新製品
テストーの気体温度測定器の特長
- さまざまなプローブの中から、用途に合ったもの選択し、気温を測定
- 操作性のよさと堅牢な仕様
- 測定器メーカーとしての一貫した販売から校正までのサービス
製品
固定プローブ付き H3>
プローブ接続タイプ H3>
スマートプローブ H3>
温度プローブ H2>
気体温度計の用途

空気温度測定用プローブ
気体プローブは、例えば、冷蔵カウンタ、チェストフリーザー、または空調システム(排気温度)、換気システム(吸排気温度)、室内環境分野における気体温度を測定するのに適しています。
これらのプローブの気体温度センサは露出しているので、空気の流れの測定も可能です。プローブを2~3m/sの空気中で動かすと、最適な結果が得られます。
気温の物理的背景
温度は、時間の次に最も頻繁に測定される物理的な量です。物体の温度とは、その物体を組成する粒子の従属運動のエネルギーの尺度です。物体に熱エネルギーが供給されると、その粒子速度は増加します。その結果、物体の温度が上昇します。エネルギーが物体から取り出されると、粒子速度が低下し、温度が低下します。

温度単位の相関関係: 摂氏, 華氏, ケルビン
温度は一般にケルビン(K)で表され、日常使用する場合、摂氏(℃)で測定されます。
- 0℃および273.15Kでは、水は氷に凍結し、100℃および373.15Kでは、水は沸騰します。
- 米国をはじめとする一部の国では、今日でも気温は華氏(°F)で測定されています。
- 華氏スケールでは、氷点(水の凝固点)は32°Fで、蒸気点(沸点)は212°Fです。
- 2点間の基本的な間隔は180°Fです。
正しい測定
気温は、床から約2mの高さで測定するのが最良です。その際、熱源や冷源の近くで測定を行わないことを確認してください。熱源や冷源が測定結果に影響するからです。閉鎖環境外での測定では、太陽放射に注意してください。
インターネット接続が可能な温度計
スマートフォンによる気温測定 H3>

テストースマート・プローブは、最も重要な日々の測定作業のためのコンパクトでプロフェッショナルの測定器です。ディスプレイなしで、スマートフォン上のテストースマート・プローブ・アプリを介して操作できます。Testo905i (スマートフォンで動作する温度計)は、周囲の温度を記録するのに最適です。
その他の利点:
- 時系列による温度変化のグラフィック表示
- 測定範囲:-50~+150℃
- テストースマート・プローブ・アプリを介して測定データを分析・送信
スマートプローブ testo905i H2>
気温以外の測定を行いますか? 次のような測定も可能です。

サーモグラフィ
テストーのサーモグラフィでは、物体の表面温度を測定し、赤外線画像として表示できます。この方法により、熱異常の即時かつ明確な識別を可能にします。サーモグラフィは、メンテナンスや建設業界にとって理想的なツールです。
空気温度センサ付きデータロガー
温度モニタリング用に開発された温度データロガーは、個々に設定可能な一定間隔で、倉庫、オフィスまたは生活区域における温度を測定し、測定値を記録します。ほとんどの場合、テストーのデータロガーは、その他の測定パラメータも記録し、電池が空になっても測定データを内部メモリに記録します。