差圧計 (マノメーター)

差圧計とは
 

差圧計 (マノメーター)とは、2箇所の空気圧の差を測定する計測器です。
空調フィルター、クリーンルームの圧力差、空間の負圧の管理等に用いられます。

testoの差圧計にはハンディタイプの差圧計と、設置据え置きタイプの差圧変換器 (差圧センサー) があります。
コンパクト・軽量で、バックライト付きの見やすい画面を備え、バリエーション豊富なtestoの差圧計は、日本の産業界で長く選ばれています。

テストーの差圧計の特徴

 

  • 選べるタイプ: 測定レンジ/精度別、メモリ有/無タイプ、スマホ連携タイプ、常設アナログ出力付きタイプ
  • コンパクト&軽量、見やすいバックライト付き
  • その他のパラメータにも対応: testo 440dP、testo 400は差圧センサを内蔵しているほかに、外付けセンサを付ければその他パラメータも計測可能

 

差圧計の選び方と製品ラインアップ

  • まずは測定したい圧力範囲(測定範囲)と必要な分解能で候補を絞り込みましょう。
  • 次に、お客様の使用環境の条件に適合するものをピックアップします。
  • コストを見ながら使い勝手を左右する機能の有無をチェックしましょう。

 

なお、特に高温や温度の変化が激しい対象では、温度と気圧の測定値をもとにリアルタイムで空気密度の補正が可能なtesto 400 を推奨しています。
選び方がわからない場合は、お問い合わせいただけましたら選定をサポートいたします。

  • testo 510
    • testo 510
  • 測定範囲:~ 100 hPa
  • 分解能:1 Pa
  • 推奨範囲:~ 100 m/s
  • ピトー管係数:固定 (1.0)
  • 風量演算:×
  • 空気密度:密度の入力
  • メモリ:×
  • testo 512-1
    • testo 512-1
  • 測定範囲:~ 2 hPa
  • 分解能:0.1 Pa
  • 推奨範囲:~ 17.5 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:×
  • 空気密度:密度の入力
  • メモリ:×
  • testo 512-2
    • testo 512-2
  • 測定範囲:~ 20 hPa
  • 分解能:1 Pa
  • 推奨範囲:~ 55 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:×
  • 空気密度:密度の入力
  • メモリ:×
  • testo 512-3
    • testo 512-3
  • 測定範囲:~ 200 hPa
  • 分解能:10 Pa
  • 推奨範囲:~ 100 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:×
  • 空気密度:密度の入力
  • メモリ:×
  • testo 420 dP
    • testo 420 dP
  • 測定範囲:~ 100 hPa
  • 分解能:0.001 Pa
  • 推奨範囲:~ 14 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:○
  • 空気密度:温度の入力+気圧の測定
  • メモリ:○
  • testo 440 dP
    • testo 440 dP
  • 測定範囲:~ 150 hPa
  • 分解能:1 Pa
  • 推奨範囲:~ 100 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:○
  • 空気密度:温度・気圧の入力
  • メモリ:○
  • testo 400
    • testo 400
  • 測定範囲:~ 200 hPa
  • 分解能:0.1 Pa
  • 推奨範囲:~ 100 m/s
  • ピトー管係数:設定可
  • 風量演算:○
  • 空気密度:温度・気圧の測定
  • メモリ:○

スマホ連携タイプ

差圧測定

スマホの画面に測定値や演算値を表示する差圧計・冷媒圧計です。

アナログ出力付きタイプ

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差圧の測定値を電気信号に変換し、システムに組み込むことができます。

差圧測定時の注意事項

圧力の測定パラメータ表示は、基準圧力に基づいています。すなわち絶対圧は真空圧に、圧力計は基準圧力を基準とします。差圧を計測する際は、これら2つの設定値との圧力差を割り出すことになるため:

  • 差圧計には必ず正圧(+)と負圧(-)の2種類の測定ポートがあります。対して絶対圧計は1つの測定ポートしかありません。
  • 正常な測定値はすべて正の値で表示されます。間違った使用法としては、正圧(+)と負圧(-)の接続を逆にしてしまうと負の値が表示され正常に測定出来ません。
  • 自分がいる環境(A)とは別の部屋(B)の差圧を測定したいときは、ポート片側を開放して、もう一方のポートに繋がったシリコンチューブを部屋(B)設置して下さい。測定値が正の値になる繋ぎ方が正しい繋ぎ方です。
差圧測定装置

差圧測定器の主な使用分野と用途

差圧マノメータ
ボイラー・バーナーの流量調整やガスパイプ漏れ試験に
差圧測定器

換気装置測定器
フィルタ前後の圧力損失の測定に

差圧センサ
クリーンルームの室間微差圧(数+Pa)の測定に
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新型コロナウイルス感染症軽症患者 等向け搬送車両に(マツダ株式会社様)

差圧計を使う時のポイント


差圧計
気圧計の使用法、手の届きにくい場所や汚れのある測定環境における測定方法など、差圧測定器で起こりがちな誤りを防ぎ、性能を最大限に発揮していただくためのヒントをご紹介します。

差圧測定器の適切な使い方

  1. 最適な差圧測定範囲:
    差圧測定時には、現場の差圧の値と差圧計の測定範囲を必ず確認してください。
    ・測定範囲に対して圧力が小さすぎる場合は、精度良く測定出来ません。
    ・測定範囲に対して強すぎる圧力を測定する場合は、センサが破損する可能性があります。適切な測定範囲の差圧計を選択してください。
  2.  接続方法:
    ・自分がいる環境(A)とは別の部屋(B)の差圧を測定したいときは、ポート片側を開放して、もう一方のポートに繋がったシリコンチューブを部屋(B)設置して下さい。
    ・フィルタの前後で差圧を測定する場合は、気流の上流側を正圧(+)、下流側を負圧(-)ポートに接続してください。
    ・正常な測定値はすべて正の値で表示されます。間違った使用法としては、正圧(+)と負圧(-)の接続を逆にしてしまうと負の値が表示され正常に測定出来ません。
  3. 圧力ゼロ調整:
    ・測定場所を変更すると、測定値に影響を及ぼすことがあります。ゼロ調整後は測定場所を変更しないでください。
    ・測定場所の変更や、時間経過によるゼロ点のずれを調整するために計測前には必ずゼロ調整を行ってください。
  4. ピトー管を用いた風速/風量測定:
    ・ダストが多く、風速が強い(例: 10m/s以上)の場合に差圧計とピトー管を組み合わせて風速測定が行えます。
    ・テストーではL字ピトー管とストレートピトー管を取り扱っています。測定前の設定で、ピトー管係数と空気密度等を差圧計に入力が必要です。

 



株式会社テストー

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